笑ろた!
昨日行われた蓮實重彦さんの授賞インタビュー
http://www.asahi.com/articles/ASJ5J7G1NJ5JUCVL03L.html?iref=comtop_6_06
笑える
リアルタイムで観たかったなぁ
来月の贈呈式、やらないほうがいいんじゃないかなぁ(笑)
白浜久のオフィシャルブログ。時事ネタから告知まで。
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今日の東京はいつもの東京らしい冬日
どう東京らしいかとゆーと
晴れて乾燥している
大陸からの寒気は日本海で水分をたっぷり吸い込んで上陸し
山地山脈にドーンとぶつかり日本海側に大雪を降らし
水気を失った寒気団は山を楽々越えて
東京にやってくる
いわゆる関東の空っ風
今日は風もなくおだやかな日和だったんで
今年初のジョギングに出掛けた
気持ち良いなぁ
どこぞのお笑いさんがジョガーの相方に
そんなにしてまで長生きしたいか
とネタにしていたが
健康のために走っている人は少ないんぢゃなかろーか
少なくとも僕は違う
多分生きているという実感をより強く感じたいからではなかろーか
多分
ジョギングつったって結構キツいですよ、ホント
ヒザは痛めるし、僕なんか紫外線で顔も腕もシミだらけだし
閑話休題春樹訳「ライ麦・・」
結構シンドい
20代まではこういった内容(若いはみ出し者)の本は割と好きだったんだが
入り込めないとゆーか・・・
「昔はオレもこんなだったなぁ」とは思うけど
若いということ、そして年を取るということはつまりそういうことなんだろう
↑クリフォード・ブラウン「I'll remember April」
ソニー・ロリンズ(t.sax)、マックス・ローチ(dr)
クリフォードのプレイは神の域だなぁ
ロリンズもローチも凄い
土の下でじっとしていた小動物が一気に飛び出してくるような
そんな躍動感に溢れている
あぁ、春が待ち遠しい
クリフォードの一番良いところは
真昼間にコーヒーを飲みながら聴ける曲が沢山あるということかな
クリフォードはドラッグやアルコールに溺れなかった数少ないアーティストだった
その彼が25歳という若さで逝ってしまうとは
音楽の神様も随分意地悪だな、と思う
今だ現役を更新しているロリンズはこの頃の演奏を聴いて何を思うか
是非訊いてみたいなぁ
斉藤光浩 40th Anniversary vol.3 "黒いギター" 2015.2.7 at Planet K
with 田中一郎、松本慎二、北澤"ki-yan"篤、川村ケン、白浜久
ブックオフをぶらぶらしていたら
探し物は見つからなかったんだが
春樹訳のライ麦が¥200で売られていた
そーいえば読もう読もうと思いつつ・・
あれ、何処へいっちゃったんだろう?
まっいいか、旅行用に買っても
なんたって¥200なのだから
この100年の時代の変化は凄まじかったから
いわゆる古典に分類される名作の改訳、再翻訳が進められている
ライ麦は第二次大戦後に出版されているから勿論古典ではない
が、50年代の無気力な若者と今日日の10代との共通点を考えると
シュール以前よりも古めかしく感じてしまうのもまた否めない
ライ麦は春樹訳を含め過去に4回訳されている
最初の邦題は「危険な年齢」
そしてスタンダードになった野崎孝氏訳「ライ麦畑でつかまえて」
僕が学生時代に読んだのはこれ
その後「ライ麦畑の捕手」(?)とゆー邦題で訳され
2003年にこの春樹訳「The catcher in the Rye」が出された
10代〜20代にドーンとハマった作品をつまらない大人になってから読むのは
色々な意味でシンドいと思うが
今年はそこから始めてみよう
↑チャーリー・パーカーとディジー・ガレスピーのデュオアルバムの1曲目
ピアノはセロニアス・モンク、ドラムはバディ・リッチ
リッチのアグレッシヴなプレイと対照的なモンクの調子外れのピアノ
どう贔屓目にみても「このセッションは失敗ぢゃないかなぁ」
・・とずっと思っていたが
聴き重ねていくうちに「これは凄いアルバムなんぢゃないか!?」
・・と感じるようになった
今は愛聴盤の一枚である
今日(昨日か)の天声人語に堀口大学さんの詩が載っていた
母と子の繋がりの詩
僕はずっとこの人は翻訳家だと思っていた
堀口さんとゆーと
一番最初に思い出すのがボードレールの訳詩
他にはランボー、コクトー、ジイド、ボードレール、
象徴派からシュールレアリズムまで
もうフランス文学といったら堀口大学ってくらいだから
相当数読ませて貰った(原書ぢゃ読めないものね)
1世紀も前の日本語訳だからさすがに読み辛いんだが
僕は凄く感銘を受けたし少なからずこれまでの作品に
その影が宿命のように張り付いている(と思う)
↑チャールス・トレネット(て読むのかな?)「ラ・メール」
フランスの曲とゆーとこれが最初に浮かぶ
僕はボビー・ダーリンの英語訳「Beyond the sea」を最初に聴いた
(子供の頃だ)
フランス語がオリジナルだとはずっと知らなかった(20世紀末まで)
メグ・ライアン、ケビン・クライン主演の映画「フレンチ・キス」のエンディングで流れる
南フランスのブドウ畑でこの曲を聴いたら二度と都会に戻れなくなるんじゃないか
・・と思うくらいに魅力的な曲
まぁ二人の演技が凄いからだとは思うけど
小山卓治×白浜久 Live
9月23日 東京 Harness
10月11日 熊本 酔ing
10月12日 福岡 Cavern Beat
10月13日 大分 十三夜
11月15日 南相馬 Back Beat
かもめのジョナサン
なつかしー
リチャード・バックが当時敢えて削った最終章をつけて
完全版として40年ぶりに復活
当時日本では爆発的に売れて
ジョナサンギャグが大流行りした
かもめのみなさん
・・とか
かもめのじょーれんさん
・・とかなんとか
昭和50年前半の話だ
僕は18才
照和に出始めた頃で先輩ミュージシャン達に会う度に
この寒々しいギャグを聞かされたものだ
それでもって誰一人としてこの小説を読んだ人はいなかった
僕もその一人である
当時仲の良かった女の子が僕の千倍くらい読書家で
ジョナサンがどのようにして退屈なかもめ界から解脱していくか
延々と聞かされたもんだからすっかり読んだ気になっていたのだろう
ま、もう一度人生をやり直せるとしても
ジョナサンのような生き方は選ばないと思う
つまらない人生に疑問を抱くより
人生そのものがつまらないものなんだと達観しちゃうタイプなのよね
ワシって
↑ノラ・ジョーンズ「Forever young」
スティーブ・ジョブスの死から2週間後に行われた追悼式典には
ノラの他にコールドプレイやゴア前副大統領も参加した
気がつくと僕はもう彼の人生よりも長く生きているんだなぁ
やっぱかもめのジョナサン読んで人生について深く反省しようかなぁ
そーいえば昨日CSI観てたらラングドンさんがノートパソコンを買うシーンで
店主が「Gates or Jobs?」と言っていた
こーゆーセリフ、結構好きである