↑クリスティー「イエローリバー」
70年代初頭、ラジオでガンガンかかっていたから憶えておられる方も多かろー
日本でも結構ヒットした
ボーカル&ベースのジェフ・クリスティ−のペンによる
元々トレメローズに書いた曲だったんだが採用されなかったから
自分で即席バンドを結成してリリース
いきなり全英チャートのNo.1になってしまった
トレメローズと言えばビートルズがデッカのオーディションを受けた時に
ビートルズを蹴落として合格したバンド
・・・とゆー以外の知識がない
ところでイエローリバーを直訳すれば黄河だから
てっきり中国のことでも歌っているんだろうと思っていたが
ベトナム帰還兵の歌らしい
地元の名も無い川の俗称なのかも知れない
ウチの実家の傍にも雨降る度に黄色く濁る川がある
閑話休題高裁がJASRACの包括契約を独禁法違反と認定
どうせ最高裁までいくんだろうが・・・
これ、簡単に説明しよう
JASRACに楽曲を預けている曲が放送等で使用された場合の使用料だが
監視の煩わしさを理由に放送局収入の1.5%を使用料としてJASRACに支払う包括契約
・・になっている
見様によっちゃ幾ら使ってもオーケーのパケ放題だから局側にはお得かも知れないが
これ、作家である我々には1円も入ってきませんからね
この時点でJASRACに楽曲を管理する資格なんてないんですよ
話逸れましたが・・・
で、新規参入のイーライセンスがこのシステムを独禁法違反だとして
まず最初に公正取引委員会に提訴した
根拠は各放送局が追加支出を嫌ってイーライセンス管理の曲が一切採用されないこと
公正取引委員会は一度はJASRACにこのシステムの排除命令を出すも
あっさり引っ込めてJASRACの言いなりになってしまった
業界お決まりの癒着だろうな
で、今回の判決と相成ったわけだ
イーライセンスが勝ち、JASRACと公正取引委員会が敗訴、と
不思議なのは本来公平であるべき公正取引委員会が
JASRACと一緒になって控訴すると言っていること
自ら公正でないことを告白しているに等しいんぢゃないの!?
ちなみに著作権使用料だが
JASRACが50%
残りの50%の40〜60%を出版社
残りが作者に支払われる
そう僕の配当は25%で何もしないJASRACの半分なのです
なんたって契約書に
「もし著作権侵害が生じた場合は乙(僕だ)だけで問題を解決すること」
・・・といった主旨の一文があるからね
つまり権利侵害が起きたらそっちで裁判所に告訴するなり勝手にやってね
JASRACは一切関わらないから
・・・とゆーことなのだ
呆れるでしょ!?
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