Hisashi Shirahama Official Blog

白浜久のオフィシャルブログ。時事ネタから告知まで。

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2024.01.25 Thursday

京アニ裁判

JUGEMテーマ:追悼


↑ 東京は快晴無風、現在10℃。最強寒波はまだまだ続く。


京アニ判決

2019年夏、スタジオに撒かれたガソリンの炎で
36人が死亡、32人が負傷した。
戦争を除けば最大数の犠牲者である。
検察は死刑を、弁護側は無罪を主張。
京都地裁判決は死刑。
心神喪失、心神耗弱は認められなかった。
この先おそらくは高裁、最高裁と進んで
結審までの長い時間、遺族は筆舌に尽し難い苦しみと向き合うことになる。
言葉もない。
あらためて犠牲者のご冥福をお祈りします。
 


2023.06.05 Monday

蝶の収集家

JUGEMテーマ:音楽


↑ ポール・ウエラー「バタフライ・コレクター」

ジャムの時代にウエラーが書いたけどシングルにもなっていないし
3枚目アルバム「All mod cons」のアメリカ盤にしか収録されていないけど
ノエル・ギャラガー、ガービッジがカバーして俄然注目を浴びるようになった。
「灰色の水曜日」みたいなもんだな
アニソンになるまで30年間忘れ去られていたから。


So you finally got what you wanted
You've achieved your aim by making the walking lame
And when you just can't get any higher
You use your senses to suss out this week's climber
And the small fame that you've acquired
Has brought you into cult status
But to me you're still a collector

とうとう欲しかったものを手に入れたんだな
目的を達成したじゃないか
オレを列に並ばせて
これ以上這い上がれないと悟ったとき
五感を使って今週の挑戦者を見極めるのか
そしてお前が手に入れた小さな名声で
カルトの教祖にでもなるがいいさ
でもオレにしてみればお前はまだなんてことない収集家のままだ

 

2023.04.14 Friday

村上春樹新刊

JUGEMテーマ:自然と共に生きる


↑ テレフォン「Crache ton venin」 昨日に続きフレンチポップス
このバンドを聴いたのは1979年暮れだったかな。


「街とその不確かな壁」

昨日発売だったんで散歩がてら本屋に行ったら案の定積み上げられていて
特に予約していなくても難なく購入出来た。
元となった原稿は「1973年のピンボール」の後に文学界に投稿したが書き直され
あの「世界の終り・・・」になったというから
オリジナルは村上ワールドが最も色濃い時期に書かれたことになる。
おっと、余計なことを言うとハルキストの逆鱗に触れるなブツブツ・・。
ボクはハルキストほど熱心な信者ではないけど春樹氏の関連作品は
おそらく全て読んでいる。
ジャズ、クラシックの新たな解釈などは彼から学んだと言っていいだろう。
いずれにせよ小説家として円熟した氏が加筆してどう生まれ変わったか
楽しみなところではある。
 


2022.08.21 Sunday

オリビアとクリフ・リチャード

JUGEMテーマ:音楽


↑ クリフ・リチャード・ショー


オリビア・ニュートン・ジョンという人

高1か高2の頃、ミュージックライフに
クリフ・リチャードと、彼の肩にもたれかかる美女の
ツーショット写真が載っていた。
それが21〜2歳のオリビア・ニュートン・ジョンだった。
「デビュー曲はボブ・ディランのイフノットフォー・ユー。
プロデュースはクリフ・リチャード」
的な説明だったと思う。
クリフは既に英国では超大物、オリビアはド新人。
でもあらためて当時の映像を見ると
クリフ、オリビアに完全に食われちゃっているなぁ。
オーストラリア出身のアーティストというと
ビージーズ、AC/DC、リック・スプリングフィールド
そしてオリビア。
ビージーズの1stとリック・スプリングフィールドは
熱心に聴いた。

R.I.P. Olivia
 

2021.11.24 Wednesday

秋晴れっ!

JUGEMテーマ:自然と共に生きる


↑ クリーム「苦しみの世界」 3ピースバンド#9
ライブ盤で聴かれるブルースの長〜いインプロビゼーションよりは
スタジオテイクのサイケポップのほうが好きだな。


アベ麻生が在る限り第二第三の木下都議は出現する

昨日の昼ワイドではメッタ打ちのさらし首にされていた木下ふみ子だが
あらためて一昨日の会見をYouTubeノーカットで見たが
これほど酷いとは思わなかった。
何を言いに出てきたのかと思ったら同席した弁護士と一緒になって
「議員資格は法で保障されていて、交通違反によって辞職させられるものではない
が、強制的に辞めさせられた」
と言うことらしい。
挙句の果てに弁護士は「文句を言う前に法改正しろ」だと。

こーゆー輩を見ていると「日本は戦争から何も学んでないんだなぁ」と溜息が出る。
「戦争は悪」と宣言し徴兵を拒めば、非国民として厳罰が待っている。
正義の告発をした真のヒーローは、親戚縁者まで近隣から村八分にされたが
彼等に石を投げつけた連中は一度でも批難されただろうか?

一方ベトナム戦争に反対し徴兵拒否した米国民は投獄されても
正しい行いをした勇者として崇められる。
これは道徳律が法律の上に位置する欧米の価値観と
法律さえすり抜けたら道徳も倫理観さえも批判出来ない日本との
大きな違いだろうな。

個人的にはアホ弁護士の言う法改正などやるべきではない。
道徳律は法律の上に位置し、この不文律こそ政治家を律するべきものだからだ。
上に立つ者、立法に携わる者、法によって人を取り締まる者にとって
不文律である道徳、倫理観は一般人より高いレベルで要求されて当然だからだ。
本来ならば一般人より倫理観無き人間が議員でいられるわけがないのだ。
これを許したのはこの9年間の自公政権だ。
100回単位で虚偽を繰り返し、説明責任も果たさず
あまつさえ憲法違反まで犯しているアベがいまだに議員として
国家の中枢にいる。
「北海道で美味い米が獲れるようになったのは農民の努力じゃねぇ、温暖化のおかげだ」
つい先日こう言い放ったアソウもまた副総裁の座に居座っている。
国のトップがこれだから木下ふみ子が勘違いするのも致し方ないかもしれない。

自民党が目論む憲法改正が現実のものとなったらこの国は一体どうなるのか
大半の国民は解っていないようだけど
加えてこの国民性だ、倫理観や道徳律など簡単に消し飛んでしまうに決まってる。

 


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