Hisashi Shirahama Official Blog


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2014.07.07 Monday

ハーブ

JUGEMテーマ:ハーブ



スカボロ・フェアはずっと空想の町だと思っていた

・・が、ヨークシャー地方にちゃんと存在していた

イングランド北部の右っ側

左っ側の山間部のほうは「嵐が丘」の舞台になったところぢゃの

スカボロウは海に面した港町

毎年8月になると大規模な市が行われていたそーだ

(だからフェア)

曲はケルトかゲールの民謡が元になっているようだ

そこに集った人達が疎覚えで故郷に持ち帰り

全国に無数のスカボロ・フェアが出来上がった

サイモン&ガーファンクルのは19世紀頃まで生き残ったバージョンで

世界的ヒットの結果これがスタンダードとなる

(僕の勝手な解釈なので決して引用なさらぬよう)


スカボロ・フェアに行くのかい?

パセリ、セージ、ローズマリーとタイム

昔僕の恋人だった娘に伝えてくれないか

宜しくって


個人的にもう一つ大きな誤解があった

ハーブと香辛料の下り

映画「卒業」では別に乾かして吸っているシーンなど無かったんだが

当時のアメリカの学生の間で流行ったソフト・ドラッグなんぢゃないかと

勝手に思い込んでいたワケだ

どうやらそれぞれに特有の花言葉があるらしい

戦地に行く恋人の無事を祈って娘達がそっと忍ばせていた

・・・かどーかは知らないがハーブだから滋養強壮を願ったのだろう

市が賑やかりし頃は薔薇戦争が勃発していて

国内はしっちゃかめっちゃか

若い男達は否応無く召集されたに違いない

そう考えると生きて戻れるか分らない戦争に向かう男が

恋人に向けたラブレターのようでもあるし

家が敵同士で結婚出来ない若い男女の悲恋の唄にも聴こえる


前置きが長くなったが・・・

そんなロマンチックなイメージを完膚無きまでにブチ壊してくれた

脱法ハーブ

まことに気分の悪くなる事件である

東京都内に判っているだけで68店舗もあるとか

幻覚作用を引き起こすのはハーブじゃなくて

染み込ませているほうなんだから

呼び方変えて欲しいな

・・・と思っていたら近く変わるそうである

都知事も超法規措置でもって捜査に着手すると宣言

言葉だけに止まらないよう強く望む


↑ケルティック・ウーマンのスカボロ・フェア

これはいいな、うん

産休や育児休暇の度にメンバーがゴロゴロ変わるし

パフォーマンスも時としてコマーシャリズムに墜し過ぎるけど

驚異的に売れたのも頷ける

が、最近ちょと苦手・・・



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